曲を作っている時間はあっという間に過ぎるのに、「できました」と誰かに届けるための時間だけが、どうしても後回しになる。作る側の人間あるあるだと思う(^・^)
続けられないのは、やる気の問題じゃなかった
SNSは毎日やったほうがいい、というのは分かっている。分かってはいるけど、ネタを考えて、文章にして、時間を見計らって投稿する——この一連の作業が地味に重い。アレンジを詰めている最中に、それを中断してスマホを触る気にはなかなかならないのだ。
結果、思い出したときにまとめて投稿して、また何日も空く。ずっとその繰り返しだった。続かない原因は気合いじゃなくて、作業の置き場所だったんだと思う。
「中身」ではなく「手を動かす部分」を渡した
そこで、Claude Codeを使って投稿まわりの作業を自動でやってくれる仕組みを組んでみた。ネタを集める係、文章にする係、実際に投稿する係、反応を見る係……と役割を分けて、順番に動くようにしている。
Threadsの投稿ができるまで
ネタを集めてから、投稿して、反応を見て、また次に活かすまで
ネタ元をためる集める
まずは自分の話から。曲を書いたときに何があったか、焚き火の夜に聞いた不思議な話、うまくいかなかったこと。思い出したタイミングでClaudeに話しておくと、ネタ帳に1件ずつ積まれていく。ここが全部の出発点で、ここだけはAIには作れない。
リサーチ係が世の中の話題を足す集める
自分の話だけだと偏るので、WebやYouTubeから関連する話題も拾ってくる。このとき既存のネタ帳を上書きしないのが大事で、IDと見出しで重複を弾いて「足すだけ」にしてある。前に一度、まるごと上書きされて手で書いた分が消えたので。
分析係が前回までの反応を読む学ぶ
過去の投稿のいいね数・表示数を見て、どのテーマが伸びて、どんな書き出しが読まれたのかを整理する。これを次に書く人(AI)への申し送りにする。
書き手が10本つくる書く
ネタ帳+分析結果+「自分の書き方ルール」を渡して、1回に10本書かせる。品質を自己採点させて、基準に届かないものはその場で落とす。さらに「最近このテーマばかりだから、今日はこっちを2本」という配分の指示も自動で付く。
重複チェックで容赦なく落とす書く
ここがいちばん効いている工程。過去の投稿と本文を照らし合わせて、似ていたら捨てる。さらに書き出しの30文字だけを別で比べる。同じ話でも入り方が同じだと、読む人には「また同じの流れてきた」に見えるので。落ちすぎて本数が足りないときは、落とした理由を添えてもう一度書かせる。
合格した分だけ順番待ちの列に並ぶ出す
ここまで通ったものが投稿キューに入る。ここから先はもう自分は触らない。
投稿係が1.5〜2時間おきに1本ずつ出す出す
まとめて出さず、朝から夕方まで間隔をあけて流す。曲の話だと分かる投稿には、その曲のMVを自動で添付。どの曲か特定できないときは、関係ない動画を黙って付けないよう「本文とは関係ありません」と一言入れるか、いっそ付けない。関連するnoteの紹介はリプライにぶら下げる。
数日後に反応を取りにいく学ぶ
投稿しっぱなしにせず、あとから数字を回収する。それが3番の分析に戻っていく。
コメントには会話の流れごと読んで返す応える
毎日お昼に、届いたコメントを確認する。1件だけでなく会話のツリーをさかのぼって読ませているので、流れを無視した返信になりにくい。「ありがとうございます」で済むものは自動で返すけれど、「それ違うよ」という指摘だけは必ず止めて、自分の承認待ちにする。ここを自動にしたら一度やらかしたので。
最後は自分が出先からOKを出す応える
承認待ちはスマホから見られるようにしてある。移動中に目を通して、許可か却下を押すだけ。ここだけは人間の仕事として残した。
AIに渡していないもの
- 何を伝えたいか……テーマも、書いていい線引きも、こちらが決めたルールに沿わせている
- 実体験そのもの……ネタの元になる出来事は、全部こちらから話したもの
- 言い切っていいかの判断……人の事情がからむ話、事実の指摘への返答は自分が確認してから
大事にしたのは、任せたのが「作業」であって「中身」じゃない、ということ。何を伝えたいか、どんなトーンで書くかは、こちらが決めたルールに沿わせている。
全部ネタをClaude Codeに任せるのではなく、こちらも曲を作った経緯、裏話、MVや音源をClaude Codeに教えて、それを定期的にアップして貰う。
音楽でも同じで、道具に全部預けると自分の色が薄くなる。使うところと握っておくところを分ける。それが結局いちばん長続きするやり方な気がしている。
おかげで、空いた時間はまた曲づくりに戻せるようになった。発信のために音楽をやっているわけじゃないので、この順番でいいのだと思う(^・^)
